高度な成形とプレス技術が必要な機構部品

電子機器を構成する部品の1つとして機構部品と呼ばれる部品があります。



この部品は、スイッチやコネクタやその他筐体を組み立てる際に必要なメカニカルな要素を持った部品を指します。

この機構部品も、電子機器の小型化の中で、小型化や薄型化が要請され、それに応えて来ました。
機構部品は、金属プレス品と樹脂成形を組み合わせて構成さる事が多く、この小型・薄型化を支えて来たのは、高度な成形技術やプレス技術です。



日本の町工場には、高度な技術・技能の集積があり、これが日本の工業の下支えをしていると言われますが、この町工場の保有する高度な技術・技能の代表的なものの1つが金型技術です。高度な成形技術やプレス技術は、この金型技術と、成形やプレスそのものの技術・ノウハウによって成り立っており、この点において、町工場が機構部品の高度化を下支えして来たとも言えるのです。



こうした、金型等の要素の高度化と共に、部品を造る工程も新たな技術をベースに一新されてきました。プレス部品や成形部品が小型化すれば、その各々をパーツフィーダーから供給して自動機で組み立てる事は非常に困難となって来ます。それを解決する手段としてプレス品を連続的なフープ状で造り、それを成型金型に送り込んでインサート成形すると言った新たな技術を導入し、インサート成形されたものに、さらに一部の部品を組みつける等で機構部品を構成する製造工程へと大変革を遂げ、電子機器の小型化を支える小型・薄型化を実現しているのです。